鉄道車両公開、限定企画も 8、9日に小坂鉄道まつり

吉田耕一
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 秋田県小坂町の観光施設「小坂鉄道レールパーク」は8、9の両日、園内の貴重な車両や施設を公開するイベント「小坂・鉄道まつり2023」を開く。

 14日の「鉄道の日」に合わせたイベントとして1995年に始まり、2014年から「鉄道まつり」として開催。町内外のボランティアでつくる小坂鉄道保存会などが協力してきた。コロナ前は2日間で計約1千人が来園したという。

 期間中は、営業休止して修繕中の簡易宿泊施設「ブルートレインあけぼの」(4両編成)のうち、塗装完工した客車2両を展示披露する。線路の保守作業時に砕石を散布していたホッパ車が各日2回、砕石放出を模擬実演するほか、塗装完工したディーゼル機関車の特別ヘッドマーク付き展示撮影会(8日)、ラッセル車の動作実演・実走行(9日2回)など、まつり限定企画が盛りだくさんだ。レールバイクや観光トロッコも両日運行する。

 両日とも午前9時~午後5時(最終入園4時半)。入園料は税込みで大人550円、小中学生250円、未就学児無料。小雨決行。問い合わせは同レールパーク(0186・25・8890)へ。(吉田耕一)

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