北陸新幹線、来春の開業区間で営業用車両の試験走行始まる

朝倉義統
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 来年3月16日に延伸する北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県)間で、「かがやき」や「はくたか」など実際の営業用車両として使われる新幹線での試験走行が26日から始まった。

 この日未明、JR西日本「W7系」の12両編成が、白山総合車両所(石川県白山市)から金沢駅に入線して出発。新しくできた同県の小松と加賀温泉、福井県の芦原温泉、福井、越前たけふの各駅に停車して、午前7時20分ごろに終点の敦賀駅のホームに着いた。

 この区間では23日から、JR東日本の検査車両「イースト・アイ」による試験走行も始まっている。試験走行は12月9日まで続く予定。(朝倉義統)

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