ビッグモーターと損保ジャパンに立ち入り検査を開始 金融庁

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女屋泰之 東谷晃平
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 中古車販売大手ビッグモーターによる保険金の不正請求問題で、金融庁は19日午前、保険代理店としての同社と損害保険ジャパンに対し、保険業法に基づく立ち入り検査を始めた。検査の結果によっては業務改善命令などの行政処分を検討する。

 金融庁の職員が同日午前9時ごろ、ビッグモーターで自動車保険の販売を手がけていた東京都多摩市の店舗に入った。午前10時ごろには、東京・新宿の損保ジャパン本社ビルにも立ち入った。

 今後数カ月かけて、顧客保護に問題がなかったかや、両社の取引関係が適切だったかを調べる。損保ジャパンの親会社SOMPOホールディングスにも、必要があれば立ち入り検査を検討する。

 損保ジャパンなど損保大手3…

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