当事者の会、謝罪に評価も東山氏に「残念」 ジャニーズ性加害問題

[PR]

 被害を訴えている元ジャニーズJr.らで作る「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の会見が午後4時から、日本記者クラブで始まった。代表の平本淳也さんや、副代表の石丸志門さんら8人が登壇。謝罪を評価する声が上がった一方、新社長の東山氏について「残念」との声も出た。

 大島幸広さんは「これで心の傷がなくなることはないですけども、100のうち10ぐらいは、少しは楽になったと思います」と述べた。

 一方、中村一也さんは「この場においても当時の話を隠蔽(いんぺい)されている東山氏が残念に思いました。こんな方が新社長になることが残念です」と述べた。

 平本さんは、ジャニーズ事務所側の救済策について、「被害者の声をくんで、採り入れて、その上で救済、補償案を出してほしい。被害者の気持ちくまずして救済にはならないと思っている」と言及した。

 その上で、日本弁護士連合会には11日に人権救済の申し立てをすることを明らかにした。刑事告発や海外訴訟は「それも辞さない、という示唆であると受け止めてください」と述べた。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません