【新内閣の顔ぶれ】外相に上川陽子元法相 女性5人、初入閣11人
岸田文雄首相は13日に内閣改造と自民党役員人事を行う。12日夜までに首相を除く新内閣のメンバー全19人と党幹部の顔ぶれが固まった。党人事では茂木敏充幹事長、萩生田光一政調会長の続投を決めた。改造内閣では松野博一官房長官を続投させ、外相に上川陽子元法相を起用する。女性閣僚は過去最多タイの5人、初入閣は11人となる。
記事の末尾には、閣僚・自民党役員内定者の一覧表があります。派閥ごとに内定者をソートする仕組みもついています。
自民党4役は茂木、萩生田両氏のほか、総務会長に森山裕選挙対策委員長、選対委員長に小渕優子・組織運動本部長を充てる。麻生太郎副総裁も続投させ、松野官房長官も含め政権の骨格をほぼ維持。政権の安定を重視し、中枢を派閥の会長や幹部で固める。
萩生田氏は最大派閥・安倍派の有力議員で、故・安倍晋三首相の側近だった。首相は萩生田氏を続投させ、来年秋に予定される党総裁選に向け同派の協力を取り付けるねらいがある。9月中に策定を指示する経済対策などで、党側の議論のとりまとめを期待する。
政権の刷新感を打ち出したい…