ウクライナ政府は24日、日本たばこ産業(JT)の子会社「JTインターナショナル」(JTI)を「戦争支援企業」のリストに加えたと発表した。「ロシアでビジネスを続けて多額の税金を納め、侵略国の経済を支えている」と批判している。
リストに日本企業が入るのは初めて。JTは取材に、ウクライナ政府の決定を承知しているとした上で、「ウクライナにおける我々の事業は通常通り行われ、我々はウクライナ経済への貢献、支援を必要とする人びとへの援助の提供を続けていく」とコメントした。
ウクライナ政府の発表によると、JTIはロシアでウィンストンやメビウスといったブランドを展開。たばこ市場で34・9%のシェアを占め、「過去20年間でロシア経済への投資額は46億ドル(約6700億円)を超えた」という。
発表は、JTIの代表者がロ…
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