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他人のカード情報で送信申し込み、不正入手か 爆破予告ファクス事件

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 東京音楽大学(東京都目黒区)に爆破予告ファクスを送ったとして大学院生ら2人が逮捕された事件で、ファクス送信の代金支払いに使われたクレジットカード情報が、2人以外の名義だったことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、不正に入手したカード情報を使って身元を隠す狙いだったとみて調べる。

 威力業務妨害容疑で逮捕されたのは、無職の大熊翔(26)=埼玉県草加市=と東京農工大大学院生の佐藤直(22)=東京都小金井市=の両容疑者。捜査1課によると、2人は共謀して1月23日午前7時ごろ~同7時半ごろ、東京音楽大に対し「大学に高機能爆弾を334個しかけた」などと書かれた文章をインターネットファクス送信サービスを使って2回送信し、大学職員に不審物を捜させるなどして、業務を妨害した疑いがある。逮捕は大熊容疑者が8月2日、佐藤容疑者が同3日。

 捜査関係者によると、サービスのアカウントは別人名義で登録され、他人のカード情報で決済されていた。大熊容疑者は「ファクスを使った嫌がらせだとかは自分が考えた」「他人のカード情報を使った」などと供述。同庁はカード情報の入手法を調べている。

 カード情報の登録に、スイス

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