女性隊員へのセクハラで40代男性自衛官を停職処分 陸自朝霞駐屯地

抜井規泰
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 陸上自衛隊は21日、朝霞駐屯地埼玉県朝霞市など)の40代の男性自衛官が、部下の女性隊員にセクハラ行為をしたとして、停職5日の懲戒処分にしたと発表した。

 陸自によると、男性自衛官は陸曹長で「女性自衛官教育隊」に勤務。2020年8月ごろから21年6月ごろにかけ、女性隊員の髪を触ったり食事に誘ったりした。同月、女性隊員から被害報告があったという。陸自は処分まで2年以上かかった理由について「調査や処分の手続きに時間を要した」としている。

 陸自では、郡山駐屯地(福島県)の部隊に所属していた五ノ井里奈さんへの複数の隊員による性暴力や日常的なセクハラが発覚。防衛省は性暴力に関わった隊員を懲戒免職とするなどの処分を下し、福島地検は今年3月、元自衛官3人を強制わいせつの罪で在宅起訴した。(抜井規泰)

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