岐阜市の宮嶋三段、将棋プロへ 「東海で研究会、次こそ自分の番と」

有料記事

佐藤圭司
[PR]

 新しい将棋の棋士が19日に1人決まった。岐阜市出身・在住の宮嶋健太三段(24)。昇段決定直後、「ただ、ただ、うれしいですね。『棋士になって良かったな』と思える瞬間をつくりたい」と話した。

 将棋の棋士養成機関「奨励会」のうち、プロと認められる四段への昇段を三段全員(今回は40人が参加)が半年がかりのリーグ戦(各18局)で争う「三段リーグ戦」の15・16回戦の対局が19日、東京・将棋会館と大阪・関西将棋会館で指された。ここまで12勝2敗と単独トップを走っていた宮嶋三段が2連勝して通算14勝2敗とし、残り2局の結果を待たず、昇段が決まった。四段昇段は10月1日付。残り1人の昇段者は9月9日、東京・将棋会館での三段リーグ戦の17・18回戦で決まる。

 昇段直後、宮嶋三段へのインタビューの主な内容は、以下の通り。

 ――四段昇段の感想を。

 「ただ、ただ、うれしいですね」

 ――昇段の報告は?

 「まず、師匠(大野八一雄(…

この記事は有料記事です。残り1244文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません