【詳報】ウクライナ侵攻86、8月15日~8月23日(日本時間)
ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏のビデオメッセージが21日、6月の反乱失敗後、初めてテレグラムチャンネル「グレーゾーン」に投稿されました。撮影場所はワグネルが存在感を増す「アフリカのある国から」と書かれただけで、具体的な場所は明らかにしていません。
また反転攻勢を進めるウクライナは22日、中南部ザポリージャ州西部にあるロシア軍占領下のロボティネ村に部隊が入り、住民を避難させたと明らかにしました。村の奪還を目指して、突入したとみられます。
(タイムスタンプは日本時間、括弧内は現地時間)
■■■8月23日(日本時間)■■■
20:00(キーウ14:00)
周辺国の首脳らがキーウ訪問、独立記念日を前に
8月24日のウクライナ独立記念日を前に、周辺国の首脳らがキーウを訪れている。
現地メディア「ウクライナ・プラウダ」によると、キーウを訪れたのは、ポルトガルのマルセロ・レベロデソウザ大統領と、フィンランドのペッテリ・オルポ首相。いずれもウクライナへの公式訪問は初めてだといい、24日の祝賀行事に出席するとみられる。
リトアニアのナウセーダ大統領もすでに到着している。このほか、少なくとも14カ国の議員や欧州連合(EU)の代表者が訪れる予定だという。
19:21(クリミア13:21)
ロシアの最新鋭迎撃システムを破壊か
ウクライナ国防省情報総局は23日、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島にある地対空ミサイルシステム「S400」を破壊したことを確認した、と明らかにした。現地メディア「ウクライナ・プラウダ」が報じた。
S400は、航空機や巡航ミサイル、弾道ミサイルなどを幅広く迎撃できる。ロシアが配備している最新鋭のシステムだ。ウクライナ国防省情報総局は、こうしたシステムは数が限られているとしたうえで「ロシアにとって手ひどい打撃だ」と説明しているという。
18:20(スーミ12:20)
スーミ州の学校にロシア軍が攻撃
ウクライナ北東部のスーミ州で23日、学校がロシア軍の攻撃を受け、働いていた2人が死亡、3人が負傷した。クリメンコ内相の話をもとに、ロイター通信が報じた。報道によると、さらに2人ががれきの下にいるとみられる。
地元メディア「ウクライナ・プラウダ」は、攻撃はドローン(無人機)によるもので、建物が完全に破壊されたと報じている。
16:00(キーウ10:00)
リトアニア大統領がウクライナ訪問
リトアニアのナウセーダ大統領が23日、ウクライナを訪問した。地元メディア「ウクライナ・プラウダ」などが報じた。
翌日の8月24日は、199…