マウイ島って? ハワイ王国のかつての首都、日系人とのつながりも

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加藤あず佐
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 大規模な山火事が起きた、米ハワイ州のマウイ島。死者は14日午後4時現在93人にのぼり、行方不明者の救助・捜索活動が続いている。近年は日本の観光客にも人気のリゾート地だったマウイ島は、かつてのハワイ王国の首都でもある。どんな場所なのか。

 マウイ島はハワイ諸島で2番目に大きな島。大阪府とほぼ同じ面積で、ひょうたんのような形をしている。マウイ島など数島からなるマウイ郡の人口は約16万4千人。ホノルルから飛行機で40分ほどの距離にあり、自然が豊かなことから「渓谷の島」とも呼ばれている。

 近年はリゾート地として、観光客に人気だ。「地球の歩き方」によると、コロナ禍前の2017年は258万5900人が訪れた。うち、日本からの旅行者は5万7738人。ダイビングやサーフィン、ホエールウォッチングを楽しめるほか、巨大な噴火口を眺めることができる国立公園も見どころだという。

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