マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」をめぐり、政府は8日、他人の情報が誤登録されるミスが新たに1069件あったと発表した。すでに判明していたものと合わせ、保険証の登録ミスは計8千件を超えた。マイナンバー制度の信頼回復に向けて政府がつくった「マイナンバー情報総点検本部」で集計し、中間報告として公表した。
健康保険証の情報が別人のマイナンバーとひもづけされるトラブルは、登録作業を担当した健康保険組合などによる本人確認が不十分だったことなどが原因で起きた。実際に他人の薬剤や医療情報が閲覧される事故も起きている。政府はこれまで、2021年10月~23年5月に7372件の誤登録があったと公表していた。
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