伊賀鉄道に風鈴列車 車内に納涼感 31日まで運行予定

亀岡龍太
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 伊賀鉄道(三重県伊賀市)は今月、真夏の風物詩「風鈴列車」の運行を始めた。電車が揺れると、つり革の近くに取り付けられた伊賀焼の風鈴30個から「チリン」と控えめな音が響き、つかの間の「涼」が車内に広がる。

 風鈴は、伊賀鉄道のマスコットキャラクター「ふくにん」を車体にデザインしたふくにん列車「伊賀の四季」号(2両編成)にお目見え。短冊とふくにんのストラップがつるされ、短冊には伊賀生まれの俳聖松尾芭蕉の句や花の絵があしらわれている。

 運行は31日までの予定。時刻は毎日変更する。問い合わせは上野市駅(0595・21・3231)へ。(亀岡龍太)

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