乗って知る今治タオルの秘密 伊予鉄の「ご当地電車」第5弾

神谷毅
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 今治タオルの知名度を上げようと、伊予鉄道の「今治タオル電車」の運行が1日から松山市内線で始まった。今治タオルをイメージし、車両の下半分を真っ白に塗り、ブランドマークもあしらった。2021年に登場し、翌年から通年運行する「みかん電車」から始まった伊予鉄の「ご当地電車」の第5弾。

 伊予鉄グループ(松山市)と今治タオル工業組合(愛媛県今治市)が、県民や観光客に今治タオルを知ってもらおうと企画。「市内電車2000形」を使用し、車内には今治タオルのブランドマークを使ったオブジェを付けたつり革30本がぶら下がる。今治タオルの製造工程などを紹介したポスターなども飾った。

 今治タオル工業組合の正岡裕志理事長は新型コロナの5類移行などによって、今治タオルの需要も戻りつつあると指摘。「今治タオルの隠された秘密を車内のポスターで知ることができる。観光客が戻ってきていることもあり、さらに今治タオルのアピールを強化していきたい」と話した。

 伊予鉄によると、毎日決まった時間に運行されるわけではなく、「どこで見られるか、どこで乗ることができるかは、お楽しみです」という。(神谷毅)

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