JR東、観光列車指定料金値上げ 「SL」「リゾート」、10月から

高橋豪

 JR東日本は24日、「SLぐんま」や「リゾートしらかみ」など観光列車の指定席料金を10月から値上げすると発表した。

 対象は、乗車券のほかに指定席券が必要となる9種類の観光列車。列車や繁閑によって330円か530円としていた指定席料金を通年で840円とする。福島、新潟両県を走る「SLばんえつ物語」では、グリーン料金が距離によって300~1220円値上がりする。

 観光列車は、特別なデザインの座席や共有スペースを設けているほか、車内に地域の特産品や土産を売るブースを設けたり、イベントを開いたりしている。同社は「特別な対応が必要な列車が多く、運行には通常の列車と比べて様々なコストがかかっている」として、理解を求めている…

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この記事を書いた人
高橋豪
経済部|名古屋駐在
専門・関心分野
モビリティー、インフラ、観光、中国語圏