JR線維持目指し、津山、新見市など沿線議会が議連設立
礒部修作
存廃問題に揺れるJR西日本の芸備線と姫新線、因美線の沿線自治体の議会が19日、各線の利用促進と存続を目指して議員連盟を設立した。岡山、鳥取、兵庫の3県から、個人加盟を含め5市3町の議会・議員が参加した。今後は各線の利用状況などを分析して要望書をまとめ、JRや国、県に提出するという。
岡山県津山市であった設立総会に参加した議会は岡山県内から津山、新見、真庭、美作の4市と勝央町で、鳥取県から智頭町が加わった。個人加盟として鳥取市と兵庫県佐用町の議員が参加した。
議員連盟の会長に選任された中島完一・津山市議会議長は取材に対し、「住民の足を守ることは非常に大切」とした上で、具体的な要望について「(利用促進策など)代替案を出すことも必要だと思っている」と話した。(礒部修作)