教団の教会での選挙報告が動画に 原田義昭氏以外に自民候補4人の名

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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側から長年、選挙の際に支援を受けていたことを朝日新聞の取材に明らかにした自民党の前衆院議員で、元環境相の原田義昭氏(78)が落選した21年10月の衆院選については、地元・福岡にある教団の教会内で「報告」の場が持たれていた。その様子を収めた動画がインターネット上に出回り、朝日新聞も入手した。

 動画は21年11月1日、久留米家庭教会(福岡県久留米市)で撮影されていた。男性が冒頭「選挙の応援、本当にありがとうございました」などと礼を言ったあと、約12分間、自分たちが「関わっていた選挙区の報告です」と結果や反省点を説明。「皆様が時間を割いて、本当に朝から夜まで電話かけに参加していただいた」とねぎらった。

 報告では、原田氏以外の自民党候補者名も、出た小選挙区とともに挙げられた。大分2区の衛藤征士郎氏、福岡6区の鳩山二郎氏、福岡7区の藤丸敏氏、佐賀1区の岩田和親氏の4人で、それぞれの得票数や当落などが伝えられた。

「選挙協力」の有無について議員の回答は

 朝日新聞は、この4人にも教…

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