【そもそも解説】半導体とは?どんなしくみなの?

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田中奏子
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 半導体の市場は、かつてないほど大きな成長を遂げようとしています。身の回りの家電製品や自動車から、AI(人工知能)や宇宙といった最先端の技術にまで重要な役割を果たしていますが、そもそもどんなものなのでしょうか。

 Q 半導体とは?

 A 狭い意味では、電気を通す「導体」と、通さない「絶縁体」の中間的な性質をもつ物質のことだ。また、広い意味では、このような物質を材料にしてつくった集積回路(IC)も半導体と呼ばれている。

 Q どこにあるの?

 A 様々な電化製品を分解すると、緑色の基板がでてくる。ここに組み込まれた、数ミリ~数センチ程度の黒い樹脂で覆われた部品の中に入っているのがICチップだ。

 Q 何ができるの?

 A 機能によって、いくつかの種類に分けられる。「ロジック」と呼ばれる半導体はデータの処理ができる電子機器の「頭脳」で、スマートフォンやパソコンにCPU(中央演算処理装置)などとして組み込まれている。「メモリー」はデータを保存することができ、これも人間に例えると脳になる。

 物理的な現象をセンサーとし…

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