ラストマン福山雅治の「アイカメラ」は実在した 普及と進化への願い
「見えているんですか?」
主人公へのそんな問いかけが何度も繰り返されるテレビドラマが25日、最終回を迎える。福山雅治さん演じる全盲のFBI捜査官、皆実広見(みなみひろみ)が難事件を次々と解決していくTBS日曜劇場「ラストマン―全盲の捜査官―」だ。
ドラマでは、ハイテク装置が皆実の視力を補う。
4月23日に放送された第1話では、こんな場面があった。
皆実が大泉洋さん演じる相棒刑事に「ちょっと動かないで」と言い、耳に装着したスティック型のカメラで顔を撮影する。そして、「顔認証機能があるので、これで次に会った時に分かります」と告げる。
相手の顔を認証し、AIが音声で名前を知らせてくれるハイテク装置。実は、これとそっくりな機能を持つ機器が、現実に開発されていた。
記事後半では実社会にあるハイテク装置の性能や利用者の声、装置に光を当てたテレビプロデューサーの思いなどを紹介します。
利用者「ここまで来たかと驚いた」
イスラエルの「オーカムテク…
【秋トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
- 【視点】
ラストマン。日曜夜の、生きるエネルギーです。水曜どうでしょうもガリレオも何度も見返してきた身にとって、おもしろくないわけがありません。そう、実におもしろい。アグリーです。笑ってる場合かヒゲ。そうやって、また月曜日から始まる1週間のサイクルへ
…続きを読む