「今、女性の時代というか、女性でさえあればいい」 森喜朗元首相

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森喜朗元首相(発言録)

 今、女性の時代というか女性でさえあればいいので、経済界も30%を女性役員にしろとか色々言われている。最近テレビを見ていると、討論会だとか座談会だとかいうのは本当に半分以上、女性になった。

 あんなに女性がよくしゃべるんだなあと思った。私はそれをちょっと言ったばっかりに怒られた。やはり控えめというのは大事なんですが、この控えめと言うことが良くなかった。

 (自民党小渕優子組織運動本部長にとって)親とも兄とも師匠とも言われておった青木幹雄さんがお亡くなりになった。

 青木さんも先に逝くと、そろそろ順番だなあと思っていて、さっきお別れに青木さんのお顔を見ながら、「あんまり早く呼ぶなよ」とお願いをしてきた。

 優子さんがさらに飛躍された場所に座られるのを、青木さんは見に行きたかったんだろうなと。それだけが心残りで、残念だろうと思う。(小渕氏の政治資金パーティーで)

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2023年6月14日21時33分 投稿
    【視点】

    そういう枠をわざわざ設けないと口だけ男女平等といっても有能な女性が起用されないからなのに、圧倒的男性社会の自民党で20数年前に有力者たちが談合して総裁・首相になれたおかげで、世間にいくら批判されても今も最大派閥のご意見番でいられる森さんには

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    岩尾真宏
    (朝日新聞名古屋報道センター長代理)
    2023年6月14日21時50分 投稿
    【視点】

    言い換えると、「昔、男性の時代というか男性でさえあればいいので」ということだったんでしょうね。過去の発言もそうですが、なにゆえそこまで様々なことを性別と結びつけようとするのか、不思議でなりません。

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