官房長官「オワハラは許されない」 企業の採用選考きょうから解禁で
笹川翔平
来春卒業の大学生や大学院生を対象とした企業の採用選考が1日に解禁されたことを受けて、松野博一官房長官はこの日午前の記者会見で、「就職活動を終わらせることを求める、いわゆる『オワハラ行為』は許されない」と述べ、防止策の徹底に努める考えを示した。
政府が主導して経済界や大学とまとめた「就活ルール」では、会社説明会は3年生の3月、採用面接などの選考は4年生の6月にそれぞれ解禁される。松野氏は会見で、「オワハラ行為」について、「学生の職業選択の自由を妨げる」と指摘。「政府としても、企業や大学に相談窓口の設置を呼びかけるなど防止の徹底に努めている。ルールの順守により、学生が様々な企業を知り、納得できる職業を選択できることを期待する」と述べた…
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