ウクライナへ提供する自衛隊車両、「ホルダー」は三原則に反せず?
田嶋慶彦
ロシアによる侵攻が続くウクライナへの新たな支援として、政府は100台規模の自衛隊車両を提供する。銃を立てかけるための器具が付いているが、武器の輸出を制限する「防衛装備移転三原則」などに反しないのか。
岸田文雄首相は21日、広島で開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)へ出席するために来日したウクライナのゼレンスキー大統領と会談した際、自衛隊車両の提供などの支援策を直接伝えた。これまでの防弾チョッキやヘルメットなどに続く提供となる。
防衛省によると、自衛隊車両…
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