男子プロバスケットボール・Bリーグの3部（B3）の山口ペイトリオッツは、7月からクラブの名称を「山口パッツファイブ」に改称する。B2リーグ昇格を見据え、「ペイトリオッツ」ではライセンス取得に必要な商標登録ができないことが理由。米プロフットボールNFL「ペイトリオッツ」が国内で商標登録されていたという。

　新しい名称は、ペイトリオッツの略称の「パッツ」を残し、江戸時代末期に海外に渡った「長州ファイブ」の挑戦する魂と、コートに立つ5人の選手が団結して戦う意味を込めたという。

　クラブの新しいロゴは、三方を海で囲まれ、温暖で自然豊かな山口県をイメージした。海のブルーの中に、チームカラーのオレンジを配色した。

　山口ペイトリオッツは2020年の創設。B3リーグでの2シーズン目（22年10月～23年4月）は、13勝39敗で16チーム中15位だった。来季は10月に開幕の予定。（大藤道矢）…