自公LGBT修正案提出「廃案にでもなれば…」の声も 野党同調せず

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森岡航平 笹川翔平
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 自民、公明両党は18日、性的少数者への理解を広めるための「LGBT理解増進法案」の修正案を衆院に提出した。野党に共同提出を呼びかけていたが同調する動きはなく、立憲民主と共産、社民の3党は同日、自民も含む超党派議員連盟を中心に2年前に作成された法案を対案として提出した。

 修正案は、自公の議員立法として提出された。法整備を呼びかけていたエマニュエル駐日米大使は同日、自身のツイッターで修正案提出を「万人の平等に向けた長い道のりの重要な一歩」と評価した。

 自民の新藤義孝政調会長代行は「速やかに成立をめざして国会審議を求めていく」と意欲を示したが、審議の行方は見通せない。

 「何もないよりはいい」と修…

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この記事を書いた人
森岡航平
政治部|首相官邸担当
専門・関心分野
国内政治