奪われたロレックスは70点で総額2.5億円、全て回収か 銀座強盗

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大山稜
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 東京・銀座の高級時計店で起きた強盗事件で、奪われた腕時計はロレックス約70点で、被害総額は2億5千万円以上だったことが捜査関係者への取材で分かった。乗り捨てられた逃走車両などから腕時計のほか、アクセサリーやベルトも見つかった。被害品は全て回収されたとみられるという。

 捜査関係者によると、8日午後6時18分ごろに3人組がロレックス専門店「クォーク銀座888店」に押し入り、店員にナイフを示して「伏せろ、殺すぞ」と脅迫。バールのようなものでショーケースをたたき割って腕時計を次々に強奪した。店を出たのは同20分ごろで、店内での犯行時間は2分ほどだった。

 強盗グループは白い車に乗って逃走し、約3キロ離れた東京都港区の路上で車を乗り捨てた。近くの防犯カメラには、グループとみられる4人が逃走車両から降りて走り去る姿が映っており、うち1人は黒いバッグのようなものを一つ抱えていたという。

逃走車内からアクセサリー、ベルトも

 警視庁が調べたところ、乗り…

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