ガンダム仕様のマンホールのふた、松江市に「降臨」 発見できたら…

野田佑介
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 ガンダムが松江に「降臨」――。人気アニメ「機動戦士ガンダム」と松江市の観光名所がコラボしたマンホールのふたが、近く市内にお目見えする。絵柄の違う2枚限定で、設置場所は非公表。市は29日から5月7日までの期間限定で、ふたを「捜索」してもらうイベントを企画している。

 ふた(直径63・4センチ)にはそれぞれ、桜が満開の国宝・松江城を背に堂々と立つモビルスーツのガンダムと、夕日が沈む宍道湖にたたずむアッガイがカラーで描かれている。

 ガンダムシリーズのアニメを制作する「バンダイナムコグループ」が、ガンダムのキャラクターを生かして全国各地を盛り上げる「ガンダムプロジェクト」の一環。松江市は下水道の供用開始40周年の節目に合わせてプロジェクトに応募し、同グループからふたの寄贈を受けた。

 市は「水陸両用の都 マツエ攻略作戦」と題したPRイベントを展開する。設置場所のヒントは、29日午前9時に市のツイッターインスタグラムフェイスブックで公開する。5月7日までの期間限定で、見つけた人には、ふたと同じデザインのモノクロステッカーをプレゼントする。

 ステッカーの配布は1日300枚ずつ(7日のみ100枚ずつ、いずれも先着順)。市上下水道局の担当者は「この機会に松江の街を歩いて観光を楽しんでほしい。『松江に、行きまーす!』という人が増えてくれれば。足元だけでなく、景色も堪能して」と話す。

 問い合わせは同局事業推進課(0852・55・4896)、大型連休中の土日祝日は同局の夜間休日受付(0852・55・4880)へ。(野田佑介)

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