自民、LGBT特命委をようやく開催 増進法を28日から本格議論

有料記事岸田政権

森岡航平
[PR]

 自民党は25日、「性的マイノリティーに関する特命委員会」を開き、性的少数者への理解を広げるための「LGBT理解増進法案」を28日から本格的に議論することを確認した。党内が一致団結することが求められる統一地方選挙や衆参両院の補欠選挙を控え、議論を先送りしていた。

 特命委の開催は元首相秘書官による今年2月の差別発言後、初めて。この日は、出席者から「G7サミット主要7カ国首脳会議)では性的マイノリティーに対する人権問題もテーマの一つになる。可及的速やかに結論を得るべきだ」(岩屋毅防衛相)などの意見があがった。

 G7サミットまでに増進法案…

この記事は有料記事です。残り260文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

Think Gender

Think Gender

男女格差が主要先進国で最下位の日本。この社会で生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。性別に関係なく平等に機会があり、だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダー〈社会的・文化的に作られた性差〉について、一緒に考えませんか。[もっと見る]