昨秋の打ち上げ失敗イプシロン6号機 原因を特定、後継機は設計変更
昨年10月の打ち上げに失敗した小型ロケット「イプシロン」6号機について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、失敗の原因を特定したと文部科学省の有識者会合で報告した。
燃料タンク内の推進剤とガスを分離させるゴム製の膜が製造工程中に破れていたことが原因だったという。推進剤がガス側に漏れたことで、姿勢の制御ができなくなっていた。
これを受け、開発中の後継機「イプシロンS」の設計を変更する…
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- 【視点】
日本では昨年後半からイプシロン6号機やH3など、ロケットの打ち上げ失敗が続いていますが、SpaceXも現在の成果を得るまでに、数えきれないほどの失敗をすごいスピードで経験しています。また昨夜のStarshipの爆発でも社員たちはむしろ歓声を
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