「花のスケートリンク」でネモフィラ見頃 羽生結弦さんゆかりの公園

武井風花
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 【宮城】仙台市泉区の七北田(ななきた)公園で、ネモフィラが見ごろを迎えている。地元出身のプロスケーター、羽生結弦さん(28)の五輪2連覇を記念して植えられたサクラを囲むように、鮮やかな青い花を咲かせており、「花のスケートリンク」を作り出している。

 サクラはファンに「ゆづ桜」などと呼ばれて親しまれており、公園の植栽を管理する七北田公園都市緑化ホールの相沢経利館長は、人気をさらに盛り上げようと考えた。「青い氷の上で羽生さんが舞っている姿を表現したい」と、周囲にネモフィラを植えることにした。

 相沢さんは羽生さんの出身校、七北田小学校の元校長で、「羽生さんは子どもたちの偉大な先輩」と思い入れも強い。その縁もあり、同校の6年生約100人に昨年10月、種をまいてもらった。

 サクラはすでに散ったものの、ネモフィラは五分咲きで、4月下旬まで楽しめるという。相沢さんは「これからさらに濃い青になるので、ぜひ楽しんでほしい」と話している。(武井風花)

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