北海道知事選「野党統一候補」池田真紀氏が落選 出遅れは否めず

統一地方選挙2023

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 北海道知事選で、元立憲民主党衆院議員で無所属新顔の池田真紀氏(50)の落選が確実となった。全国9道府県知事選で唯一の「与野党対決型」だった。リベラルが強いとされてきた北海道での当選はならなかった。

 池田氏は国政復帰をめざしていたが、今年1月末に立憲、国民民主の両党道連などから要請を受け、立候補を決断した。

 選挙戦では、立憲が推薦し、共産党国民民主党道連、社民党道連合などが支持し、事実上の野党統一候補だった。

 ただ、立候補表明は告示まで2カ月を切っており、出遅れは否めなかった。

 また、国政での野党の足並みの乱れもあり、野党共闘の機運も高まらなかった。前回知事選は野党幹部がそろい踏みする場面もあったが、今回は各党幹部の応援はほぼなかった。

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