【宮城】夏の風物詩「仙台七夕まつり」が8月6～8日、4年ぶりに通常通りに開催される。七夕まつり協賛会の役員会が3月28日に決めた。昨年まで禁止だったアルコールや食べ物の店頭販売、食べ歩きができるようになる。

　さらに、昨年は通常の約7割に減らしていた吹き流しの数も、コロナ前と同じ約320本に戻る見通しだ。人の手が届かないように地面から2メートル以上としていた吹き流しの高さ制限もなくなる。

　来場時にマスクを着用するかは個人の判断に任せる一方、スタッフはマスク着用や手指消毒などを続ける。実行委の担当者は「制限のない七夕まつりに戻ることで、商店街が活気づいてほしい」と期待を込める。（福岡龍一郎）