泣き出す子どもも? 車内でリアルな恐竜がお出迎え 福井で今夏運行

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長屋護
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 福井県内を走る「えちぜん鉄道」(福井市)は、今夏の福井県立恐竜博物館(勝山市)のリニューアルオープンに合わせ、観光列車「恐竜列車」を導入する。30日に内覧会があり、報道機関に公開された。

 列車は2両編成で、外観は1両目にアメリカ大陸の恐竜33種34体を、2両目はアジアで発見された恐竜38種42体を恐竜イラストレーターで知られる山本匠さんが描いた。

 車内の1両目は恐竜時代をテーマにした「ジュラシックゾーン」に。ジャングルをイメージした緑を基調とした座席の前方には、頭部だけで高さ1・7メートル、幅1メートルのティラノサウルスが口を大きく開けて待ち構える。振り返ると後方にはトリケラトプスだ。

 2両目は化石発掘現場がテーマ。土をイメージした茶色の座席近くには、県の調査で発掘され、名前も福井に由来する肉食恐竜「フクイラプトル」のモニュメントが置かれている。

 「どれも迫力があり、恐竜好…

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