日本海で初確認「ツキミシビレエイ」を展示 魚津水族館

法野朱美
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 「月」を連想させる丸い形と、体内に発電器官を持つことから、「ツキミシビレエイ」と名の付いたエイが、魚津水族館(富山県魚津市三ケ)で展示されている。詳しい生態はわかっておらず、同館によると、日本海側で確認されたのは初めてだという。

 2006年に台湾で新種として発見され、日本では茨城県沖の太平洋側から東シナ海までの7カ所で確認されている。

 20日に射水市沖の定置網にかかり、同館に提供された。体長は約46センチでオスとみられる。

 飼育員の木村知晴さん(34)は「何を好んで食べるかなど分からないことが多いが、一日でも長く飼育して、かわいい姿を多くの人に見てもらえれば」と話している。(法野朱美)

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