衆院山口4区に有田氏擁立、安倍氏死去に伴う補選で 立憲民主県連

衆参補欠選挙2023立憲

大室一也
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 安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区の補欠選挙(4月11日告示、23日投開票)で、立憲民主党山口県連は12日、ジャーナリストで前参院議員の有田芳生氏(71)を擁立することを決めたと発表した。党本部に公認申請する。

 県連がこの日に開いた幹事会に、有田氏もオンラインで参加した。党組織委員長で党県連特別顧問の森本真治参院議員(広島選挙区)によると、有田氏は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治の関わりや、安倍政権の経済・外交政策に強い問題意識があり、森本氏は「今の自民党政治、10年間の安倍政治を山口4区で問い直したい、という思いで決意された」と説明した。

 14日の党常任幹事会で公認が決まる見通しで、有田氏は15日に4区内の下関市で記者会見する予定という。

 有田氏は2010年の参院選比例区に当時の民主党から立候補して初当選。2期務め、立憲から立候補した22年7月の参院選比例区で落選した。

 山口4区補選では他に、前下関市議で自民党公認の吉田真次氏(38)、政治家女子48党幹事長の黒川敦彦氏(44)が立候補を表明している。(大室一也)

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