ホームは地下5階、吹き抜けや動く歩道 地下鉄七隈線の博多駅を公開
板倉大地 椎木慎太郎
福岡市営地下鉄七隈線の博多駅の内部が4日、報道機関に公開された。延伸区間(天神南―博多、1・6キロ)は27日に開業する。
七隈線のホームは地下5階に造られ、県内で最も地下深い駅になる。空港線ホームとの距離は約150メートル。コンコースには約55メートルの動く歩道が設置され、3分ほどで乗り換えられる。現在は、空港線との乗り換えに天神―天神南間(約650メートル)で徒歩10分ほどかかるため、大幅に短縮される。
また、駅構内の案内表示は、外国人らにも分かりやすいようユニバーサルデザインを採用。地下2階には吹き抜け空間も造られた。
市は、七隈線博多駅の利用者を1日7万5千人と見込む。
七隈線延伸は2020年度に開業する予定だったが、トンネル工事中だった16年11月に大規模な陥没事故が起き、2年遅れた。事業費も450億円から587億円に膨らんだ。
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