阿蘇神社の楼門ほぼ復旧、5~12日特別公開

城戸康秀
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 熊本地震で被災した阿蘇神社熊本県阿蘇市一の宮町)は5日から12日まで、ほぼ元の姿を取り戻した楼門を特別公開する。被災した国重要文化財6棟のうち神殿など5棟はすでに復旧。最後に残った楼門も12月の完成を目指して仕上げ作業が進んでいる。

 楼門は、高さ24メートルの「素屋根(すやね)」の中で復旧工事が進められてきた。特別公開は、素屋根の解体が始まるのを前に、「今しか見ることのできない姿」を楽しんでもらおうと企画された。内部の足場に上がれば、銅板ぶきの屋根や破風も手を伸ばせば届くほど間近に見学できる。

 特別公開は、ガイドつきで足場にのぼる階上見学と、1階部分のルートをめぐる一般見学があり、いずれも無料。詳しくは「旅のよろこび社」(096・345・0811)へ。(城戸康秀)

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