宝塚宙組25年 初代トップ姿月あさとが伝える「明日へのエナジー」

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河合真美江
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 宝塚歌劇団に5組目の宙(そら)組が生まれたのは1998年。今年で25年になる。初代トップスターを務めた姿月(しづき)あさとにとって、「道なき道を作った」日々とは。3月のスペシャルコンサート「明日へのエナジー」にかける思いは――。

 「新しい組のトップスターに自分が適しているとは思わなかった。でも、だれかが1歩を踏み出さないといけなかった」

 新人公演の主演は1度で、姿月には経験を積んだという手応えはなかった。その中での抜擢(ばってき)。悩んで悩んで、引き受けた。

 「こうして25周年を迎えることができた今、逃げなくてよかったと思います。今回のサッカーW杯を見ていて、同じだなと思いました。挑戦しなければ、何も始まらない」

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 65年ぶりの新しい組は、花…

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この記事を書いた人
河合真美江
文化部|宝塚歌劇・文芸担当
専門・関心分野
女性の生き方、宝塚歌劇、グリーフケア