吹部名門「習高サウンド」60周年 「御両家・一族オーケストラ」も
近藤咲子
習志野市立習志野高校吹奏楽部の創部60周年記念特別演奏会が12日、習志野文化ホールで開かれた。現役部員と卒業生の総勢約430人が参加し、壮麗な演奏で節目を祝った。
会は3部構成。第1部は顧問の石津谷治法(いしづやはるのり)教諭(64)が編曲したバレエ組曲「タラス・ブーリバ」で幕を開けた。続いて、歴代顧問の指揮で卒業生バンド2組が1曲ずつ披露。代々受け継いできた、木管楽器を重視したまろやかな「習高(ならこう)サウンド」を聴かせた。
第2部はマーチングの演技や野球応援曲メドレーで満員の観客席を沸かせた。第3部の最後にエルガーの「威風堂々」を卒業生の演奏に合わせて現役部員が合唱し、朗々と歌い上げた。
参加した卒業生の大学2年…
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