無病息災を願って 高瀬神社で節分祭
法野朱美
冬から春へ季節を分けるとされる節分の3日、富山県南砺市高瀬の高瀬神社で「節分祭」があった。
氏子や近隣住民ら約50人が集まり、宮司により無病息災を祈る祝詞(のりと)が奏上され、邪気を払うとされる「剣の舞」を巫女(みこ)らが奉奏した。
神事のあと、準備された約500袋の豆がまかれると参拝者らは「こっちにも投げて」と宙に手を伸ばし、本殿はにぎわった。
富山に帰省中で参加した愛媛県の野吾武さんと妻のかおりさんは、「今年一年、元気にがんばろう!と力をもらいました」と話していた。