変異株XBB.1.5、米で約半数に 免疫逃れる能力高く再感染懸念
ワシントン=合田禄
米疾病対策センター(CDC)は20日、新型コロナウイルスの変異株「XBB.1.5」が米国内で検出された新型コロナの約半数を占めることを明らかにした。この変異株は昨年12月以降に米国で急増していて、世界的な流行が懸念されている。
XBB.1.5はオミクロン株から派生した変異株。CDCによると、米国で検出された変異株のうち、XBB.1.5が占める割合は今月21日までの1週間で49・1%となると予測された。先月31日までの1週間では17・1%、昨年11月26日までの1週間では1・0%だった。
現在は米北東部の地域で検出割合が8割を超えている一方、中部や西部ではまだほかの変異株より割合が低く、地域差がある。
XBB.1.5の特徴
米ジョンズ・ホプキンス大に…
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