楽天モバイル、郵便局内200店舗を閉店へ 合理化で4月末までに

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鈴木康朗
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 楽天モバイルは20日、郵便局内にある約280店舗のうち、約200を4月末までに閉店すると発表した。利用者が少ない店舗を減らし、業務の効率化を進めるためという。同社は巨額の営業赤字が続いており、収益の改善が課題になっている。

 楽天グループは2021年から日本郵政と資本業務提携を結び、同年6月から楽天モバイルの店舗を郵便局内のイベントスペースに設けるなどしてきた。今回閉店する店の多くは、そのうち場所が狭い比較的簡易な店舗。同社の店舗は全国に1261店(22年9月時点)あり、今回の大量閉店で1千店前後になる見通しだという。

 同社は「リピーターが多い郵便局内に店舗を設けることで、認知度を上げる効果があった。取り扱いの実績が好調な店舗を残すことで、より効率的な運営にする」(広報)としている。今後も郵便局のネットワークを生かし、全国の郵便局約2万局にチラシを置くなどするという。

 楽天モバイルは22年7月に…

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