愛知県知事選が告示、現新6人が立候補 河村・名古屋市長は擁立断念

小林圭 佐藤瑞季 山下寛久
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 愛知県知事選が19日告示され、現職と新顔の計6人が立候補を届け出た。4期目を目指す現職に主要な与野党が相乗りし、新顔の5人が挑む構図となる。地域政党減税日本」の河村たかし名古屋市長は候補者擁立を断念した。2月5日に投開票される。

 立候補したのは、いずれも新顔の安江朗氏(55)、末永啓氏(37)、山下俊輔氏(60)、上原俊介氏(46)、尾形慶子氏(65)と、現職の大村秀章氏(62)の6人。諸派の山下氏を除き、いずれも無所属。

 自民党県連、立憲民主党公明党国民民主党から推薦を受ける大村氏は19日午前、名古屋市中区で、街頭に立った。新たなビジネスモデルを創出するスタートアップの支援を進めるとし、「経済産業をさらに前進していきたい。日本一元気な愛知をつくり、日本の未来をつくる」と支援者らを前に訴えた。

 共産党推薦の尾形氏は、同市中心部で、聴衆に語りかけた。県内の温室効果ガス排出量が全国トップレベルであることから、「地球温暖化対策ナンバーワンの県にして、暗い雰囲気を打ち破りたい。派手な大型プロジェクトは不要不急だ」と主張した。(届け出順、四角囲み政党は推薦・支持、丸数字は当選回数)(小林圭、佐藤瑞季、山下寛久)

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