木次線のラッピング列車が運行開始 「きすきいろ」を基調に4種類

榊原織和
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 JR木次線の新しいラッピング列車が13日から運行を始めた。

 ラッピング車両は4種類。この日、木次駅(島根県雲南市木次町)では、斐伊川沿いの桜並木をテーマにピンク色とブランドカラーの「きすきいろ(山吹色)」でデザインし、大きく「RAIL is BATON.」のキャッチコピーが書かれた車両のお披露目式があった。地元の園児らが記念乗車し、駅でテープカットも行われた。

 木次線では、観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」が来年度で運行を終了する予定。ラッピング車両は、沿線自治体やJR西日本などでつくる木次線利活用推進協議会が新たな観光推進策として企画した。事業費用約2500万円は観光庁の補助金と、県と周辺自治体の負担でまかなう。

 出雲神話の水色、たたら製鉄の灰色、棚田の黄緑色と、それぞれきすきいろを組み合わせたデザインの3両も、21日までに走り始める。

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