鉄道2社、お守りで受験生応援 「特別な砂」や枕木チップ入り
加藤真太郎
いよいよ受験シーズン本番。沿線の受験生を応援しようと、群馬県内を走る鉄道会社がオリジナルの「お守り」を販売している。
わたらせ渓谷鉄道の「わ鐵(てつ)のお守り」は、中に「特別な砂」が入っている。雨の日や坂道で列車がスリップしないように、車輪とレールの間にまくものだ。滑り止めの役割を果たし、乗り越えられるように、という願いをこめている。
お守り袋は絹100%の桐生織で、表面に願い事を、裏面には、列車やキャラクター「わっしー」の顔をデザイン。地元の大間々神明宮(みどり市)の祈禱(きとう)を受けた。
青色(合格祈願)のほか、赤色(交通安全)、金色(金運上昇)、銀色(開運招福)、茶色(無病息災)がある。税込み価格は1個800円で、5個セット(3500円)もある。相老、大間々、通洞(日曜・祝日)の各駅窓口と一部列車内で発売中だ。
上毛電鉄が販売しているのは「脱線しないお守り」だ。列車の安全運行を日々支えてきた枕木チップが中に入っているという。中央前橋駅の改札近くに、五角柱の「五角(合格)堂」を設け、学問の神様・菅原道真をまつる前橋市の菅原神社の宮司の祈禱を受けた。
「学業成就」「必勝祈願」のほか、「交通安全」「無病息災」の全4種類で税込み各350円。有人の中央前橋、西桐生両駅で販売している…
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