京急、10月から初乗り約10円値上げへ 長距離区間は値下げ

松本真弥
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 京浜急行電鉄は13日、10月からの運賃の値上げを国土交通省に申請したと発表した。初乗り運賃は約10円高くなる一方、41キロ以上の長距離区間は値下げする。全体での収支改善効果は年間約70億円と見込んでおり、コロナ禍での乗客の低迷による減収を補う。

 いまの初乗り運賃はICカードが136円、切符が140円で、改定後はいずれも150円になる。主な区間でのICカードの運賃は、品川―京急蒲田が199円から228円、品川―羽田空港第1・第2ターミナルが292円から327円になる。

 通勤定期は11・9%値上げするが、通学定期は据え置く。

 レジャーでの利用が多い長距離の区間は値下げする。品川―横須賀中央はICカードで650円から620円、品川―三崎口は943円から740円になる。

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この記事を書いた人
松本真弥
経済部|エネルギー・金融担当
専門・関心分野
九州経済、運輸、SAF