1日に乗客5人だけ 「日本一のモグラ駅」の隣の無人駅に行ってみた

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加藤真太郎
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 群馬県には一度は行ってみたい無人駅がたくさんある。筆頭格は「日本一のモグラ駅」で有名なJR上越線土合駅(みなかみ町)だが、一つ隣でひっそりとたたずむ湯檜曽(ゆびそ)駅(同町)が気になって仕方ない。その小さな駅舎に入ってみた。

 枯れ草が覆うコンクリートの土台の壁に、太く黒字で「湯檜曽駅」と書かれた看板が2枚。見上げると、南北にホームが長くのびている。隣の郵便局の駐車場には車が何台もとまっているが、駅前で車や人影を見ることはめったにない。

 その素顔が見たい。昨年12月初旬の平日、始発から終電までを見届けた。

 一番列車は6時47分発上り…

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