通常国会23日召集へ 野党、細田議長に旧統一教会問題の説明要求

有料記事自民立憲

筒井竜平 松山紫乃
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 自民党高木毅国会対策委員長は11日、立憲民主党安住淳国対委員長と会談し、通常国会を23日に召集する考えを示した。会期は150日間で、6月21日までとなる見通しだ。13日の衆参両院の議院運営委員会理事会で正式に決める。

 高木氏は、政府が提出する法案が60本あまりとなる見通しも伝えた。増額する防衛費の財源を確保するための法案のほか、原発の運転期間を延長する電気事業法の改正案、不法残留する外国人の収容ルールを見直す入管難民法の改正案などが含まれる。

 安住氏は、政府・与党が昨年末から年明けの短期間で防衛費、原発、少子化対策で方針を大きく転換したと指摘。「バタバタと国会で議論をしないまま一方的に決めた。政策決定のやり方として大きな問題がある」と批判。国会審議で追及する考えを示した。

 また、世界平和統一家庭連合…

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    笹川翔平
    (朝日新聞政治部記者=政権、国会)
    2023年1月11日17時39分 投稿
    【視点】

    通常国会が始まります。昨年の臨時国会は、立憲民主党と日本維新の会が「共闘」して臨み、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題を受けた不当寄付勧誘防止法(救済新法)の成立などにつながりました。 通常国会での両党の連携はどうなるでしょうか。

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    内田晃
    (朝日新聞政治部次長)
    2023年1月11日17時45分 投稿
    【視点】

    通常国会の開会が迫ってきました。昨年の臨時国会は、会期中に3人、閉会後に1人の計4閣僚が辞任する異常な様相を呈しました。辞任の理由は旧統一教会の問題だったり、「政治とカネ」の疑惑だったり、死刑制度をめぐる軽口だったりと様々でした。政権与党は

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