未知の本との出会いを楽しんで 図書館の福袋、中身は秘密の3冊

原口晋也
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 未知の本との出会いを楽しんでもらおうと、岡山県立図書館は職員たちが選んだ3冊を詰め合わせた「新春図書館福袋2023」を1月4日正午から配る。県内各地の公共図書館にも呼びかけ、初めてお正月の共同企画として行う。

 県立図書館の新春福袋の取り組みは3回目。3冊を入れた特製の不織布製のバッグは同館のオリジナルで、来館者にプレゼントされる。貸し出し手続きが必要になるが、袋の背後に3冊分のバーコードが貼られており、持ち帰るまで中身を見ずに、楽しみごと持ち帰れる。

 同館での貸し出しは1、2階の総合、人文科学、児童、社会科学、自然科学、郷土の計6カ所にコーナーを設け、1人1袋で、100袋限定。児童書以外は、コーナーの枠にとらわれずに別ジャンルの本も入っており、担当者は「読書の幅を広げるきっかけにしてほしい」と話している。

 県内の公共図書館29館でも、同様の福袋を配る。

 問い合わせは県立図書館(086・224・1288)。1月3日までは休館。4日の開館時間は正午~午後7時。(原口晋也)

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