ゼレンスキー大統領が訪米、バイデン大統領と会談へ 侵攻後初の国外
米政府は21日、ウクライナのゼレンスキー大統領が同日、ワシントンを訪問すると発表した。ホワイトハウスでバイデン大統領と会談し、記者会見した後、米議会で演説する。ゼレンスキー氏にとっては今年2月にロシアの侵攻を受けて以来初めての国外訪問となり、支援への感謝と継続を訴える見通しだ。
21日は、ロシアが2月24日にウクライナに侵攻して300日という節目。米政権高官によると、両首脳は会談で、戦場での戦略のほか、欧米による軍事支援や訓練、エネルギー分野を含む経済・人道的支援、ロシアへの制裁や輸出規制の強化などについて話し合う。
バイデン氏は同日、地対空ミサイル「パトリオット」の提供を含む約20億ドル(約2640億円)の追加の軍事支援を表明する見通しで、ゼレンスキー氏には直接伝えることになりそうだ…