図書館など複合施設「本の森ちゅうおう」が開館 7千人が来場

森下香枝
[PR]

 東京都中央区の区立複合施設「本の森ちゅうおう」(中央区新富)が4日、オープンした。平日は午後9時まで開館しており、初日から7千人以上が利用したという。

 施設は地上6階地下1階建てで、延べ床面積は8600平方メートル。京橋図書館と郷土資料館があるほか、多目的ホールやカフェなども併設している。

 図書館の蔵書数は約42万冊。2階に子どものコーナーが設けられ、絵本の読み聞かせができる「おはなしのへや」、どんな子どもでも読める本を集めた「りんごの棚」、おむつ替えや授乳もできる個室や調乳用の給湯器も設けた。3階には10代向けのグループ学習室があり、使用中は会話もできる。

 屋上庭園では月に一度、天体望遠鏡を設置して星空観望会が開催される。1階のカフェや5階のラウンジは飲食物の持ち込みも可能だ。館長の五所和弘さんは「中央区に住み、集う皆さまにご利用いただきたい。中央区の新たなランドマークになることを目指しています」と話している。(森下香枝)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら